ブッダの生涯を追いかけて Looking for a Life of the BUDDHA

仏伝図 Thangka

今回の、ブッダ聖地の旅で、お土産は期待していませんでした。
その中で、悟りを拓いたブッダガヤと、初めて説法をしたサールナートで、土産物らしい物をGETしました。
それ以外の聖地では、土産物屋自体が存在しません!
サールナートでは、当地の菩提樹の実でできたお数珠をGET。
ブッダガヤで、このタンカをGETしたました。
ご覧のように、ブッダの生涯を描いた、すばらしいものです。
本ページでは、そのタンカを、ちょっと読み解いてみます。

タンカの全体図です。
チベットの僧が、ブッダガヤを訪れる時、宿代が払えないので、こういった精根込めて描いたタンカを、その代わりに置いていくのだといいます。
見事なものですが、全てを理解できている訳ではありません。
帰国後、額装いただいたのですが、長方形ではありませんでした。
それだけ、手作りなんです?
何となく、わかる部分のみ、ご紹介したいと思います。
これは、絵の上の部分です。
上の象は、摩耶夫人が見た象でしょう。
ルンビニで、摩耶夫人は、お釈迦様をお産みになりました。
よくわかりませんが、カピラ城の様子でしょうか。
ブッダは、前正覚山で、苦行を続けました。
修業は、長く厳しいものでした。
菩提樹の下で、修業を続けるブッダ。
いろんな誘惑や脅しに打ち勝って、ついにブッダは、悟りをひらきました。
悟りをひらいたブッダは、解脱への道を得とくしたのです。
悟りを拓いたブッダは、布教を続けました。
ブッダは、悟りを開いた後、遊行を続け、クシナガルで、涅槃に入られました。